花火 

自宅から少し離れたあるポイントから、遠くにディズニーランドの花火が見える。

 

ううちゃん(5歳上の子)もしいちゃん(2歳下の子)も、小さい頃は怖がって、大きくなるにつれて「花火が綺麗」という認識に変わっていった。

 

もっと小さい頃は抱っこしてぱっとその場所へ連れ出したけど

今は「花火見えるところに行く?」って聞いて、うんて言われたら連れて行くようにしてる。

それで、少し前までは見せても「花火怖い」だったり、怖いから行かない、だったりしたのが、徐々に興味が持てるようになったってかんじ。

 

 

しいちゃんがかなりおはなしできるようになってきて、

花火を見に行った時の話。

 

花火の時間だね、と言って見に行き、

きれいだねえ~と私が言っているうちに、花火が終わった。

 

おうちへ帰る途中、しいちゃんが

し「花火、綺麗だったね」

と、たどたどしい日本語で、私に一生懸命伝えてきた。

 

私「そうだね、綺麗だったねえ」

し「きれい、だったねえーー!」

 

同意すると、次に

 

し「ちょっと、うるさかったね?」

私「え?うるさかったの?! あはは」

 

私がうるさかった、に反応して笑うとますます

し「うるさかったね? でも、きれいだったねえ?」

と繰り返すので可愛かった。

 

音が大きいってことなんだろうな。

結構離れてるのでうるさいってほどでもない気がするんだけど、

しいちゃんなりの表現だったのでしょう。

 

 

今はまた更にお話が上手になったし、さらには

花火の音が聞こえると私かお~さん(お父さん)に、

し「はなびみたい!」とねだるようになった。

 

私とお~さんは、毎日のことなので連れて行くのが面倒な時もある。

それでうーん、と渋っているうちにはなびが終わっちゃって

しいちゃん、ギャン泣き。

 

明日見に行こうね、といってなだめる。

そして次の日だったので、お~さんが娘ふたりを連れてポイントに行ってきてくれた。

 

帰ってきたら、しいちゃんは大興奮で、私に報告してくれて

し「ハートのはなびだったの!」

と、指で形まで作ってくれたので、成長を感じた。

 

いつまで見られるかわからないから今のうちに見ておくんだよ~(笑)

多分、いつか引っ越すしね。