将棋(5歳上の子)

本当は私がやりたいって思って買ってきた将棋なのに。

 

お~さん(夫)は、私に教える初日の初回から、自分が勝とうとばかりしてきて、

動きの意味・意図を聞いても、経験からくる勘みたいなのだったり、

私にとっては説明が曖昧だったりして、なんか腑に落ちなくて・・・

 

お~さんとの勝負、ちょっと嫌になった(笑)

 

オセロにはまっていたううちゃん(5歳上の子)が、

お~さんに声をかけられ、将棋を始めた。

 

2~3日経って、ううちゃんが

う「お母さん将棋やろ~」

と声をかけてきたので誘いに乗ってみたが、

将棋盤にもう将棋の駒を一人で並べている・・・!

漢字読めないのに、視覚的に覚えたみたい。

すごいなあー。

 

やってみたら、即、私の勝ち。

将棋初心者同士だけど、やっぱ大人の考える一歩先を予見する力が

このとき、まだううちゃんにはなかった。

 

 

しばらく、お~さんのううちゃんへの特訓は続き、

なんだかんだ、言い合いしてる。

私にとっては、カチンときたお~さんの教え方も、

ううちゃんは気にせず、あー!そっか!なんて明るく受け答えして、聞いてる。

別の部屋でのそんなやりとりを聞いていて、ほほえましく見守る母(私)。

 

お~さん、指導にも熱がこもってきて、

お「本当にそれでいいの?その手を打った理由はなに?」

とかめっちゃ詰めてる。

ううちゃんは大人と違って、めげずに「これをこうとろうとしたから」とか

すなおに「わかんない・・・へへ」とか素直に答えてる!

 

 

それからしばらく経ち・・・

 

ある土曜日の午後。

お~さんがいなかったので、ううちゃんが私に勝負を挑んできた。

う「おか~さん、将棋やろ~」

私「う・・・・・うん、いいよ」

やってみたら、お父さんみたいな口調になってた(笑)

う「いいの?これ取っちゃうよ?」

私「あー・・・いいよ」

う「あ、でも次これ取られちゃうか、これで取れるよ、お母さん!」

私「そういうこと言っていいの?じゃあ取るよ」

となぜか相手に自分のピンチになるほうをあえて教えあいながら勝負は進み、

ううちゃんの王将行く手をを私の駒で囲む形になった。

今考えれば、王将は後退すれば逃げ道はあった気もしたんだけど

う「これはもうだめだな・・・」

となったので、終わりにした!

 

それにしても、考えるようになったな。

いろんな手を知ると、こうして強くなっていくんだなあ。

 

しいちゃん(2歳下の子)は、将棋の駒がそろっているところに手をつき、

まるで破壊怪獣。

こっちは、まだまだだな・・・