選挙って何?(5歳)私の名前じゃない(2歳)
東京都都議選の選挙に行ってきた。
子供たち二人を連れて。
しいちゃん(2歳下の子)は特に何もいわないけど、
ううちゃん(5歳上の子)は、けげんな顔。
特に「選挙に行く」とは言わなかったもので、
ただの散歩に行くと思っていたらしい。
会場となっている学校の前で、自転車を止めて中に入ろうとしたら、
ううちゃんが
う「ここ、入るの?学校だよ?」
私「そうだよ、選挙だもん。この中で受付なの」
う「入っていいの?」
私「もちろん!」
う「選挙ってなに?」
私「選挙って・・・」
校門から、会場までそんなに距離もなかったし、
ほかにも大勢人がいる中で、5歳児にわかる単語でシンプルに説明しなきゃならない。
こういう説明、自分にとっても役に立つなあ~
仕事の時に生かせそう。
とか一瞬思いながら、言葉を選ぶ。
私「今日の選挙はね、東京の中でするいろんなことを…政治っていうんだけどね、
話し合って決めてくれる人達を選ぶの。
”この人に代表でお願いしたいです”っていうのを紙に書いて意見を言うんだよ」
う「ふーーーーん」
私「それが選挙っていうの」
う「ふーーーーん」
たぶんわかってないな・・・
私の自己満足の説明は終わり、建物の中で足を踏み入れる。
受付し、投票用紙を受け取り、名前を書く台へ。
と同時に、しいちゃんが抱っこして、と泣き出した!
左にしいちゃんを抱え、記入台へ。
私「誰書くんだっけ~」
し「しいちゃん、って書いて!」
私「あはは、そうだね」
もちろん、本当に書いたのは立候補者の名前。
それを見て、ちょっとだけ文字が識別できるしいちゃんが・・・
し「しいちゃんの名前じゃないね!」
私「ああ~あはは、よくわかったねえ」
記入した用紙を四つ折りにして、投票箱の中へ。
その後、その建物を出たとたん、学校という雰囲気が珍しく感じたのか、
歩きたいと言って、しいちゃんは降りて歩き出した。
その後、公園へ行き、ブランコに乗ったり。
ううちゃん、ブランコの漕ぎはじめが苦手だったんだけど、
ちゃんとゆらゆら開始できるようになった。
立漕ぎもできてた!
しいちゃんは、ブランコは「おしてー」だったけど、
何か上るような遊具は一番上まで登っちゃって怖い怖い。
シンプルな公園だったけど、やっぱり子供は外が好きらしく、
なかなか帰ろうとしてくれない…
その夜、選挙速報をずっと気にしているお~さん(夫)。
気にするところがえらいよ・・・。