長女を怒ったこと
ううちゃん(5歳長女)は、よく言えばひょうきん、
悪く言うと、ふざけがすぎるところがあります。
明るくて面白いなって微笑ましいことが多いけど、
昨夜はこれはまずいということをやってました。
しいちゃん(2歳次女)は、食べるのが大好きなのと、
誰の食べ物でもまだ「欲しいと言えばもらえる」と思っている感があって、
例えば、食後のデザートのいちごを、いちはやく食べちゃったのち、
ううちゃんに頂戴ともらおうとすることがあります。
同じ量を出しているので、平等じゃないとか、しいちゃんが食べ過ぎかなと思うことも。
ううちゃんはかなりおしゃべりなので、話してばかりで食べるのが遅く、
ご飯を食べ終わるのもいつも家族で最後に。
おやつなんかも「ああ~しあわせ~」とか言いながら堪能して食べるので、
速度はゆっくり、しいちゃんの標的にもってこいです。
ううちゃんも、先に自分の分を食べちゃったしいちゃんが、
ううちゃんのものを狙っているとわかると、
自分が食べる量が減るのが嫌だということもあれば、
「お姉ちゃん優しいでしょ?」とアピールするっぽく、
分けてあげることもあります。
そんな中、昨夜は姉妹に「チーズ」をお皿にそれぞれ同じ量あげたのですが、
いつものごとく、しいちゃんは速攻食べ終わり、ううちゃんはのんびり食べていました。
私の怒りはここから。
ふと二人を見ると、ううちゃんがチーズをもってちいちゃんの顔の前で
「ほれほれ、欲しいか~?あははは」
と、ふざけていたんです。
母(私)は、それを見た瞬間にブチギレました。
やめなさい!とすっごく大きな声で怒鳴ってしまいました。
今までにも何回もこういうことがあって、
まるで「食べ物を持っている人が、欲しい人を見下している」みたいな構図になっていて、
しいちゃんも、まだわからないから「ほしい!」と素直に食いついています。
背の高いううちゃんは、ほれほれ~と食べ物を高く持ち上げ、
しいちゃんは手を伸ばして取ろうとします。
しいちゃんは動物じゃないし、ううちゃんの馬鹿にした態度と、
それをやるなと何度も注意してきた過去があったし、
今回の態度が今までで一番、しいちゃんを辱めているような、馬鹿にした態度だったので、
めっちゃ怒りました。
人としてやってはいけないことだなと思いました。
それと、食べものを大切にしていないことも、教えないといけないと思いました。
私「お母さんがなんで怒ったかわかる?」
う「しいちゃんにほれほれってやったから」
私「お母さんも、ううちゃんにご飯だすとき、”ほれほれ”ってやるね」
う「やだ・・・」
私「なんでやなの?」
う「悲しいから」
私「自分がされたら悲しいと思うことを、しいちゃんにしてたよね。
お母さんも、ううちゃんに同じことすることにする」
う「やだあ~~」
私「嫌でしょ?自分が嫌だと思うことを人にしないで。
動物の餌じゃないんだよ。しいちゃんは大事な家族でしょ?
食べ物を持っている人が偉いわけじゃないの。
食べ物に対しても失礼だよ。
前も何回か言ったよね?」
う「うん」
私「食べ物を”ほれほれ”っていじるなんて、おもちゃじゃないんだから。」
う「うん」
私「しいちゃんがまだよくわかってないからって
人を馬鹿にするようなことしないで。
自分がされたらどう思うか、考えてね」
う「わかった」
私「じゃあ何がわかったか言ってみて?」
う「しっかりします」
私「何をしっかりするの?」
う「ちゃんとやるってこと」
私「ちゃんとって何?」
う「頑張るってこと」
私「食べ物で遊ばないこと。
自分がされたら嫌なことを人にしないこと」
う「わかった。」
涙をこらえていたううちゃんでしたが、
そのあと、お~さん(父)のところにうわーんと抱きついて泣いてました。
私、第一声で相当大きな声を出して、そのやりとりにストップをかけたため、のどが痛かった。
その後、ううちゃんは「しいちゃんごめんね」って声をかけてたんだけど
しいちゃんは事態がわかっていないし「どういたしまして」と答えていて、ちょっと笑いました。
私がめちゃくちゃ怒ると、普段は止めに入るお~さんでしたが、
今日は泣くううちゃんが離れたあと、「お疲れ様。しかり役、ありがとうね」
と言ってくれて少し救われました。
それにしても、めっちゃ怒ってしまった。
もっと冷静に注意できたほうがいいんだろうな。
その後ううちゃんと一緒にお風呂に入ったら妙に甘えてきて、
私も叱り方を考えねば、と反省しました。