電車の中で話しかけられた時の会話
家族4人で山手線に乗ったときのこと。
ぱっと乗り込んだところ、ちょうど優先席が近く、
1個空いていたので、お~さん(夫)がううちゃん(5歳上の子)を膝に抱っこして座った。
私はしいちゃん(2歳下の子)を抱っこしていて、しいちゃんは寝そう。
私も座りたかったけど、ちょっとだしいいや、と思って、
ううちゃんの前に立っていた。
そしたら、その反対側の席から女性に肩を叩かれ「座って!」と言われた。
あと3~4駅くらいで降りるので、悪いなと思いつつ、
こういうときは、声をかけてくれたことに大感謝して遠慮しないで座らせてもらうことにしている。
妊婦の時もそうだったけど、譲ってくれる人は結構いて、
声をかけるのも勇気がいるだろうから、無駄にしたくないんだよね。
お見かけした感じは60代の方。
同年代と見える知り合いの女性二人と座っていたところを、その人が立って席を譲ってくれたらしく、私の隣の女性と話しだした。
座ってる女性は「荷物持つわよ」なんて言いつつ、
立った女性は「軽いのよ、いいから」と遠慮し合っていた。
ありがとうございます、と座ったあと、女性たちの話は続く。
立った女性は「なんであの若い人は席を譲らないのかしら!」とちょっと大きめの声で言い出したので、びっくりした。
遠まわしに?周りに注意喚起したかったのかもしれないけど、
ちょっと私の肩身が狭いです(笑)
お~さんが立って、ううちゃんも立っててもよかったのかもしれないしね。
「北海道から来たおばちゃんのほうが席譲っちゃってるのよ?」
なんて周りにアピールしたいかのように続く演説。
私はぼんやり逃避行開始。
北海道からですかこの人は北海道から来たんだな~北海道しばらく行ってないな、この子達はまだ行ったことないなあ・・・席ありがとうございますでも東京の人たちも結構譲ってくれるんですよご心配ありがとうございますそれ以上もう言わないでなんていえないと思いつつもその女性の視線を感じてもう一回ありがとうございますと伝えてみた。
完全に眠っちゃったしいちゃんを見て、
「かわいいわね~あっという間に大きくなるわよ」
と今度こそ私を対象に話しかけてきたので、
私「そうですね」
と返してみた。
すると女性はますます話しかけてきて
「落ち着いたら是非札幌へ来て。北海道きたことある?」
というので、
実は北海道というキーワードを聞いてから頭の中でいろんな思い出が巡っていた私は、
私「私、結構北海道って行ってるんですよ。札幌もそうだし、旭川も函館も、小樽も、トマムでスキーして、帯広では乗馬しましたよ♪
それと釧路、網走、阿寒湖も、流氷も見たし、洞爺湖も行きました。十勝ももちろん行きましたし、さっぽろ雪まつりも、夏の雪が無い時期も行ってます。アイヌのところも行きましたし・・・」
なんて思いつく限りをその年配女性にお話した。
女性「まあ♪結構いらしてるのね!北海道は夏も冬も食べ物が美味しかったでしょ?また安~いツアーパックでも楽しめるわよ、落ち着いたらまた来て^^」
なんて話が盛り上がったところで、こちらが降りることになった。
ありがとうございました~と最後にも伝え、笑顔でばいばいってして、
その女性たちとは別れた。
降りてから、ううちゃんはぐずり出した。
お~さんの膝の上で寝てたもんね。
やっぱり私たちも席を譲ってもらって助かったな。
お~さんにさっきの話をして、北海道行きたいなって伝えた。
そうだね~なんて言いつつ。
心残りは・・・
東京の人もそうでない人も(多分?)、老若男女、席は結構譲ってくれるんですよー!
とは言えなかったこと!!
まあ、東京を代表するほど知ってもいませんが・・・
でもいい人でした^^;