それぞれのカレー

お~さん(夫)が、”ナン”を買ってきた。

どういう風の吹き回し?と聞いたら、先日食べたときに美味しかったからって。

 

でもインドカレーを作るわけじゃないし、どうするんだろうって思っていたら、

普通に日本のカレーを作った時に出すと言う。

 

そうか、それならまあお任せしよう、と思い、私は特に何も言わなかった。

 

我が家のカレーは子供たちに合わせて甘口。

本当は私も夫も辛いものが好きで、カレーの具を煮込んだあと、二つに分けて1つの鍋は中辛、もうひとつの鍋は甘口、とかやってたんだけど、

面倒くさくなってだったら甘口というふうになってしまいました。

 

だから、というかあんまりカレーを作っても楽しみでもないんだけど、

子供たちはカレーが好きみたい。

 

それで、また甘口カレーを作った日があって、あのナンをお~さんが出した。

インドカレー屋さんで食べたのとはちょっと違ったけど、

それなりに美味しかった。

 

私は基本的に炭水化物を抜いているので、一口くらいで終わりにしたけど、

ううちゃん(5歳上の子)はもともとパンが好きなのもあって、

気に入ったようだった。

 

次の日もナンで食べたけど、買ってこなきゃないので、

次のカレーの時にもそれが食べられると思ってとってもワクワクしていたらしい。

 

ご飯の時間になり、ご飯をハート型に盛り付けてあげた。

喜ぶかなと思ったら、

う「あれ・・・ツナは?」

私「え?ツナって??シーチキン入れて欲しかったの?」

う「ちがうよ、つ・な」

 

ツナ・・・なんだろ。

 

私「ツナってなんだろ?どんな味?」

う「パンみたいなやつ、カレーに付けて食べたでしょ」

私「あ~!それ ”ナン” ね」

全然つながりのない勘違いで笑った。

 

ナンを楽しみにしていたらしいけど、買ってなかったので、ううちゃんは食パンを見つけてそれで食べたいというので、OKした。

しいちゃん(2歳下の子)は断然、米派!

カレーは絶対おかわりする。

ナンの時も、あんまり手をつけなかった。

 

そして、しいちゃんはカレーを食べる時にフォーク、とこだわっています。

ううちゃんが「しいちゃんはカレーはフォークがいいんだよね!」って言ってて、ほんとに?と聞いたら、

し「うん」

というので、フォークを出します。スプーンもおいておくけど、どけられちゃう。

ご飯とカレーを最初に混ぜてしまうので、フォークでも救えるし、具をさして食べられるからフォークの方がいいみたい。

独特だなあ・・・そしてがっつり口に運ぶ。

ううちゃんよりめっちゃ食べるしいちゃんなのでした。

 

ちなみに、スプーンを用意しないとお~さんは箸で食べ始めたことが。

流石にやめてと言いました。